朝食抜きの生活は血糖値上昇リスクが高い!?

「朝は忙しいから」などという理由で朝食抜きの生活をしている人は少なくありませんが、
その朝食抜きの生活が、実は血糖値を上昇させるリスクが高いことをご存知ですか?

 

朝食抜き=血糖値上昇のリスクを示す研究結果

朝食抜きの生活が血糖値上昇のリスクを高める、ということは
アメリカの研究結果でも指摘されています。

 

2013年6月、アメリカ・コロラド大学医学部のエリザベス・トーマス講師らによる研究で、
「朝食を食べた日より、朝食抜きの日のほうが、昼食後の血糖値およびインスリン濃度が高くなった」という趣旨の結果が出たと発表しました。

 

この研究は過体重または肥満状態の女性9人を対象としただけの非常に小規模なものですが、かなり興味深い結果となっていますね。

 

もちろん、「朝食抜き=血糖値上昇のリスクが高まる」と言っているのは、このような小規模研究だけではありません。

 

日本医師会のホームページにおいても、「健康・医療→健康の森→健康になる!→食べる→糖尿病の食事→血糖値の変動」という順でページを追っていくと、「1日3回規則的に食べれば血糖値は安定するが、朝食抜きの場合、昼食前には血糖値が激減し、昼食後と夕食後に急激に上昇する」という趣旨の内容が記述されていますよ。

 

ですがなぜ、このような事態となってしまうのでしょう?

 

朝食抜き生活が昼食後の血糖値急上昇を招く理由

なぜ、朝食抜き生活が、血糖値の急上昇を招くのかというと、
これは「前日の夕食から、昼食までの時間が長すぎるのが問題」と言えます。

 

朝食抜きの生活は、夕食から昼食までの間隔が、おおむね15〜18時間ほど空いてしまうのですが、これだけの時間が経つと、体は飢餓に近い状態になってしまうのです。

 

飢餓に近い状態だからこそ、昼食を食べたとたん「とにかくエネルギーを摂らなければ!」と、食事中の糖分をとことん吸収するようになるため、血糖値が急上昇するんですよ。

 

そして、この急激な血糖値上昇に対応するためにインスリンも大量分泌されるのですが、毎日そんなことを繰り返していると、インスリンを分泌する膵臓が疲れ切ってインスリン分泌量が減ってしまいます。

 

そして最終的には「血糖値の上昇をインスリンでカバーできなくなる」という状態がやってきて、糖尿病にまでなってしまうのです。

 

血糖値のコントロールを考えるなら、朝食は絶対に抜くべきではありません。

TOPへ