同じ低GIでもこんなに違う!オリゴ糖と人工甘味料

「食事で血糖値を急上昇させないためには、砂糖の代わりに低GIであるオリゴ糖を使うのが効果的」と言えますが、実は糖類の中で、オリゴ糖に匹敵するレベルの低GIとなるものがあります。

 

それは・・・サッカリン・アスパルテーム・アセスルファムK・スクラロースなどの人工甘味料です。
これらの人工甘味料もGI値は10程度と言われており、本当にオリゴ糖と互角の低GIとなっています。

 

では、血糖値改善のために、オリゴ糖ではなくこうした人工甘味料を選んでもいいのかというと・・・実はそこに、大きな落とし穴があります。

 

人工甘味料は腸内細菌バランスを崩す!?

 

結論から言えば、たとえ低GIであっても、血糖値改善のために人工甘味料を使うことはおすすめできません。

 

なぜなら、オリゴ糖であれば「腸内環境の改善に役立ち、それが結果的に血糖値改善にもつながる」という効果が期待できますが、人工甘味料の場合は、腸内環境の改善どころか、むしろ悪化につながるリスクがあるからです。

 

2014年9月に、イスラエルのエラン・エリナブ医師(ワイツマン研究所)を中心とした研究チームが、「人工甘味料は、腸内細菌のバランスを崩し、血糖値が下がりにくい状態にしてしまう作用がある」という趣旨の研究結果を、イギリスの科学誌『ネイチャー電子版』に発表しているのです。

 

この研究発表を見ると、人工甘味料は「低GIなので、その場での血糖値の急上昇は抑えられるものの、長い目で見ると最終的には腸内環境悪化からの血糖値上昇を招くリスクを持っている」と考えられるわけです。

 

フランスの研究でも危険性の指摘が!

人工甘味料による血糖値上昇リスクを指摘する研究結果は、これだけではありません。

 

2013年1月に、フランス国立保健医学研究所が、約66,000人もの中年女性を対象とした大規模調査で「砂糖を含む清涼飲料・人工甘味料を含む清涼飲料・100%フルーツジュースの3つで糖尿病リスクを比較したところ、人工甘味料を含む清涼飲料が、2型糖尿病の発症リスクがもっとも高いという結果が出た」と、科学誌『臨床栄養学ジャーナル』に発表しているのです。

 

これだけの大規模調査において、こうしたリスクが指摘されている事実を考えると、やはり「人工甘味料の、潜在的な血糖値リスクは意外と高い」と言わざるを得ないでしょう。

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